北欧の道具と暮らしたい。―ていねいに暮らす
主婦と生活社


『北欧の道具と暮らしたい。』(美しい部屋別冊/主婦と生活社)

1:ふだんの暮らしが見えるもの
2:現地の暮らしをのぞいてみたら
3:北欧デザインに魅せられて

1では、
「トラム」の店主
「カナカナ」店主
「ユキ・パリスコレクション」オーナー
「sofa design store」店主
の4人の方のお宅や雑貨が紹介されていて、どのお宅も、暖かな雰囲気で北欧のものが使われていて、素敵です。
2では、デンマークの人のお宅が紹介されています。
3では北欧のデザインに魅せられた人々のお家が雑貨と共に紹介されています。
その他、私の北欧と題したエッセイと写真。
特に、「捨てられない紙モノ」というタイトルの井上由季子さんのページの写真は、西村玲子さんも素敵な美術館よ・・とおっしゃる「ルイジアナ美術館」のお砂糖の袋など、ホントに素敵な紙ものが並べられていて、ため息ものです。
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さて、最近の若い人に一番人気と言っても良いんでは無いかと思われるのが北欧ですが、その昔・・私が結婚した頃、第一次(か二次か・・知らないけれど・・)北欧ブームだったような気がします。
イケアなどの白木の家具やマリメッコのシンプルで大胆なデザインのテキスタイル・・全てが新鮮でしたが、だいたい、障子や襖に囲まれて育った私達世代なんだから、洋風なものは全てが初めての出会い続きだったのでした。
で、数年間続いた北欧ブームはいつしか過ぎて、順番はどうだったか忘れたけれども、松本民芸家具やら白い家具やら黒い家具、ハイテク・・そしてカントリー・・と、様々なインテリアスタイルのブームに気移りしつつ、今、私が一番気になるのが、古い家具と古い普通の日本家屋の暮らし・・って、生まれ育った昔に帰ったよう・・
なので、昔と同じような、シンプルなだけの北欧デザインは、私にはモダン過ぎてちょっと心が動かないナァ・・なんて思っていたのでしたが、今日見つけたこの『北欧の道具と暮らしたい。』は、日本の古いものと、北欧のものが、イイカンジに混ざりあって、生活感がありながら、素敵な暮らしの様子が感じられて、とても気に入りました。
日々の生活で使われるもののデザインが素敵であれば、人々の生活も心地よく、素敵なものになる・・・いい加減なものを作らないことが大事なんだな・・とは、思いますが、デザインが先に立ち過ぎても、どうも馴染めない・・
どこか「可愛い」っていう、息抜きみたいなものが加わっているのが好きなんだなァ・・と、思いました。
表紙の雑貨が並べられたリネンの、洗濯された清潔さと共に、ちょっとシワがよったユルさ・・その辺りが、とても今な雰囲気なんだな・・


Flea Market Baby: The ABC¥'s of Decorating, Collecting & Gift Giving


Barri Leiner, Marie Moss


ジャンクな、掘り出し物で、赤ちゃんの為のお部屋を飾る・・っていうテーマの本なのですが、とにかく、どのページもカウワイィ〜!!
可愛い!!それだけでもうイイです〜!!っていうのは、赤ちゃんと同じ!!

可愛いものをどんなふうに構成したら、可愛く写せるか・・そういう勉強にもなります。

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