- 2005.02.11 Friday
table inspirations
Table Inspirations: Original Ideas for Stylish Entertaining
Emily Chalmers, David Brittain
table inspirations
original ideas for stylish entertaining (emily chlmers著)
(RYLAND PETERS & SMALL)
この本は、多分日本語訳のバージョンも出いてると思います。
2年くらい前に買ったものだと思うのですが、まずは、この表紙の、ピンクを使ったコーディネートに惹かれました。
ピンクというと、ついつい甘くなりがちなのですが、これは、適度に甘く、そしてカジュアルな雰囲気がとっても気に入ったのでした。
テーブルやイスが、オールドパインであること、グラスが厚めのカジュアルタイプなこと、カトラリーがシンプルなデザインであるコトなど等、じっくり見ると色々理由があるのですが、とにかく第一印象で、久々に洋書のテーブルセッティングの本を手にとりました。
『おしゃれなテーブルセッティング』のウルフマンさんのセッティングも、当時のモノとしては、随分とカジュアルなものですが、こちらが新鮮に感じられるのは、ちょっとした小物(空き缶をストロー入れに使ったり、人工芝をランチョンマットに使ったり・・)や写真の撮り方、部屋の様子など、時代の雰囲気なのでしょうか・・
時代の流れと言えば、日本のお料理本などに見られるセッティングで思うのは、より日常感が大事にされているということ。
以前なら、ピシッとアイロンがかかったクロスが当然だったのに、今では、洗いさらしたキッチンクロスなどが乾かしたまま、しわも伸ばされずに使われていて、それがまた、素敵!!なんて思います。
こういうモノは、多分、料理研究家かコーディネーターの私物であって、その、いかにも毎日使ってます感が、その奥の素敵な暮らしを彷佛とさせて、料理により奥行きを持たせてくれるのでは無いかと、思ったりします。
丁寧な暮らし、可愛いキッチン(別にファンシーと言う意味では無くて・・)が見えて来るコーディネートと言うか・・
ファッションも、スタイリストがお店から借りて来た最新の組み合わせより、街角スナップのセンス良い人の方がより心に残るのに似ています。
- テーブルセッティング
- 22:48
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- by jara