tonton

去年もらって来たDMなどを整理していたら出て来た『トントンギコギコ 図工の時間』のパンフレットが素敵で、そうだ見ようと思っていたのにィ〜なんてネットで調べたら今日から3日間渋谷のアップリンクファクトリーというところで上映と知って出かけて来ました。
東京のとある小学校の図工室に週に1回2時間ずつ各学年が集まって様々なものを作っている様子を写したドキュメンタリーなんだけれど、テーマも様々で材料も古釘やら古い板やらパイプやら・・見ているだけで、私も一緒に何か作りたくなる程楽しそう。
私が子供の頃は図画工作の時間って2時間続きだったような気がするけれど、今では1時間というところがほとんどらしく、この小学校みたいに総合学習の時間を割り当てて2時間とっているところは珍しいらしい。
その上、見ていると、多い時には、5回分10時間も制作にあてていたりして、充分に時間を与えられ、そして、自分でなるべく考えるように、先生は「まず、自分で考えてみて・・」っとおっしゃっている。
材料室には、様々なものが充分にあるし、電動の糸のこも何台もある。
初めてトンカチを扱う時には、先生は、指でおさえてトントン、そのあと手を離してドンドンって基本を教えたら後は自由に角材に釘(曲がったり錆びたりしたバケツの中の釘から探して・・)を打っていく。
様々な顔をした人形が出来ていて、どれも驚くくらい味があって個性的。
椅子を作るというテーマでも、ちゃんと座れて、個性的な椅子が出来上がったのには驚いた。
そして、それだけじゃ無くて、出来上がった椅子を自分の好きな場所に置いて鑑賞するというので、みんなでリヤカーに乗せて外に出る。
道のまん中、お店の前、公園の中・・・まさしくアート!!
時には上手くいかないでどうしていいか悩んだりして、でも、最後にはホントに小学生がこんなものを作れるんだ!!って驚くくらいなモノが出来上がっていて、こんな経験はきっとずっと残っていくんじゃないかな・・って羨ましい。
ところで、このパンフレットには、ミュージシャンの大貫妙子さんやミナペルフォネンの皆川さんなどのコメントが載っているのだけれど、日比野克彦さんの、「作る行為よりも考えている時の時間が個人の大切な創造であり、図工という言葉には行為が重んじられる響きがあるので好きでは無い・・」という言葉が印象的でした。
この映画は、考える時間を丁寧に映し出したものとしてとらえたいとおっしゃっていて、共感を感じたとも書いておられたけれど、そんな風な言葉へのこだわりがさすがなんだなと思ったり、心引き締めらる思いがしました。
写真は、パンフレットといくつか残して戸棚に飾っていた息子の作品で、懐かしい思いで久々に取り出してみたものです。
今ではこんな風にもの作りをする事はないけれど、大人でも、上手にとか綺麗にとか考えないでもの作りを楽しめる時間や機会があると良いのにナ・・なんて思います。

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