私のお針箱―しあわせな針仕事のパートナー キルト作家27人のお針道具集


最近気になる裁縫箱なんですが、とうとう本が出てました!!
キルト作家さん達の大事にされている裁縫箱や裁縫道具、裁縫に関係したアンティークのコレクションそして、裁縫箱や針刺しの作品などが見れます。
ご本人の写真はアトリエらしきお部屋で撮られているようなので、後ろに布を並べた棚などチョットだけ見れて、コレも興味あります。
斉藤謡子さんや野原チャックさんなど、パッチワークの世界では有名な方達ばかりなので、こだわりのある道具やコレクションは見ているだけで楽しいです。
私の(叶わないだろう・・)理想は、Zakkaでスタッフが一人一人持っているという、小さなアルミのお弁当箱の、小さな針刺しとハサミだけのお針箱なのだけれど、色々作っていれば、糸も針もその他の便利な道具も集まって来るのは止められない・・・なので、野原チャックさんの、ドイツの釣り道具入れというアルミのガッチリして便利そうなツールボックスが欲しいな・・と思いました。
箱に入っているモノ・・詰め合わせセットに弱いので、小さな箱に詰められたお裁縫セットってのも、心惹かれるアイテムです。
今度は自分で作ってみようかな・・


和風が暮らしいい。―小さな家のこれからの衣・食・住 (No.18)
主婦と生活社


今回も素敵な内容の『和風が暮らしいい。』
「布を使うのがうれしくて。」という特集ページの最初の写真のお部屋の様子がイイナ・・と思ったら、テディイベア作家の穴原さんのお家でした。
古い道具がちょっとだけ飾られたシンプルなお部屋は今私が大好きな雰囲気で、以前雑誌で見た可愛いお部屋も好きだったのですが、やはりセンスのいい人はどうやっても素敵なんだな・・としみじみ・・。
他にも、布を使ったモノ作りをされる方々のお部屋はどれも素敵で、羨ましい!!
そして私がハッとしたページは、『持っていたい、使ってみたい宝物 裁縫箱+箱』。
布のもの作りをするようになって俄然興味を惹くようになった裁縫箱なんですが、大好きな「いいもの展」の岩田美智子さんや、前川秀樹さんの作られた箱とそれに合わせた針刺しや木の糸巻きなどの組み合わせがとても素敵でため息です!!
高知市のアトリエ エム・ツウでは、10月にこの「裁縫道具+箱」展が開かれるそうで、行ってみたい〜〜と思いました・・高知の人、羨ましい!!
他にもEkocaのお店の写真がたっぷり載っていたり、版画家松林誠さんの「古い家に暮らす」のページ、「お米を食べよう。」の特集も、この雑誌らしい、生活感があるのに素敵な写真で、今回もどのページも見ごたえ読みごたえがあって嬉しいです。
写真は無いのだけれど、126〜7ページの、「私にもできる  ていねいな暮らし方とは?」も、2ページだけれども読みごたえありました。
特に、「ほうきで掃除をすると願いがかなう」という言葉に目がとまりました!!
何事も掃除=普段の生活から・・なのでしょうネ・・。
 


最低で最高の本屋
松浦 弥太郎


中目黒のCOW BOOKSの松浦弥太郎さんが監修されている「仕事と仲良く生きたい人」のための書籍シリーズで、
まずは、弥太郎さんご本人の「最低で最高の本屋」。
mina perhonenの皆川さんの「ミナを来て旅に出よう」。
オーガニックカフェの相原一雅さんの「カフェ三昧 モダン三昧」
そして、最近読んだ
代官山『WR』のディレクターだった福田春美さんの「ファッションディレクターの言葉と心と夢」。
みんな、大きな会社に就職しないで仕事をして来た人達のお話で、好きな事をして生きていくという生き方が、勿論大変な事不安な事は沢山あるのだけれど、その苦労さえも、好きの力で乗り越える様がワクワク楽しく読みすすめられます。
このシリーズの最初の、松浦弥太郎さんの「最低で最高の本屋」の序文のいっとう最初に、この『就職しないで生きるには』という本のコトが載っているのです。
この本があったから、その後の松浦さんの生き方も変わって来たと言えるくらい、大きな影響を与えた本のようで、それは、HOW TOを教えられたのではなくて、こんな生き方もあるという目を開いてくれたというコトなのだそう・・。
松浦さんは、新たに、この「仕事と仲良く生きたい人」のための書籍シリーズで、自分の好きを諦めないで仕事にして来た人達のお話を紹介して、就職しないで、こんな風な生き方もあるのだな・・という事を、伝えていかれるのでしょう。
若い人だけれはなく、そして、例え就職していても、また私のようにお仕事についていなくても、好きな事があって、それで何かを伝えたいと思っている人達には、とっても勇気が湧いて来るような、素敵な本だと思います。


「捨て方」上手ですっきり暮らす―ムダなものを減らすと「大事なもの」が見えてくる
主婦の友社


『心地よい道具と暮らしたい。』を見ていても、一番モノが素敵に見えるのは、シンプルで雑多なモノの無い空間あればこそなんだな・・とつくづく思うのですが、物欲が強い私はモノを捨てるのは苦手・・で、整理の苦手な人程整理の本を買うというコトワザ(!?)通り、またしても手が出てしまった整理本。
ただ、この本は、『ゆうゆう』という、かなり年令の高い人向きの雑誌から出ているので、ひと味違うのです。
子供も大きくなり、独立していったりして変化するこれからの暮らしに合わせての、持ち物の整理や生活の見直し。
HPでもそのスッキリと能率的な暮らしぶりが凄いなと思う石黒智子さんを始めとして、どの方も、ご自分の生活をどうしたいかキチンと判っていて、それにあったモノを選んで暮らしておられるのが素敵です。
整理された家々を見ていると、エベレストのように立ちはだかるモノの前に、ついつい、私なんてもうダメだ〜〜なんて泣き言を言いそうになるのですが、ご自分もモノを捨てられない人だったという、収納カウンセラーの飯田久恵さんの、「一日一回15分」時間を限定し、場所を限定して中から全部出さずに捨てるものだけ出すという方法で、頑張ってみようかと思いました。
「例えばキッチンから始めれば3日で食事の支度がラクにできるようになる」など効果が出て来るという言葉にちょっと勇気づけられた思いです。


心地よい道具と暮らしたい。
主婦と生活社

以前にZakka日記で書いた、「気持ちいい道具と暮らしたい。」(Zakka日記では、2003/11/13)の続編と言っていいのでしょうね。
『別冊 美しい部屋 和風が暮しいい。特別編集』と書いてあります。
いったいどう言うわけでか、いつの間にか素敵な雑誌になっていた『和風が暮しいい。』の良いカンジのまま、表紙の写真も、中身の写真や紙の手触りやレイアウトまでもっとシンプルに素敵な雰囲気になっています。
今回も、生活の中に根付いた古い道具達の佇まいが素敵なんです。
飾る為の古道具ではなく、初めに仕事ありきの古い道具達・・・
私は整然と並べられたものって大好きなんだな〜と思っていましたが、それが使い込まれて、なおかつ整然と並んでいる姿って、ため息が出て来るくらい好きなんだなと思いました。
雑誌で見ても好きだなと思った、イラストレーターの山本祐布子さんのお部屋がいいのですが、彼女の言葉「そして部屋は、もの作りをする人にとって、作品と同じくらい、その人自身を表すものだと思います。」と言う言葉に、成る程ト思いつつ、わが家を見渡してため息をついてみたりして・・・。
そして、後半の、『道具を見つめる「裏」吉井の人々の道具』
福岡県浮羽郡吉井町の裏通りにある古道具店『4月の魚』を中心に、古道具店・うどん屋・花屋・木工作家の4人の人達のお店や家。
つい最近、『4月の魚』というお店に興味がわいていたところだったから、ナイスタイミング!!
どの人々も、きちんとお仕事をしているのだけれど、その過程も大事と言うか、選ばれたものだけが置かれた仕事場は、すっきりとして美しく、働くのも楽しそうに思えて来ます。
特に、代々製麺業を営む7代目がオープンさせたうどん屋さんの白いシンプルなどんぶり(色を付ける前の有田焼だそう)によそわれた、ネギだけ浮かぶかけうどんが懐かしくも美味しそうで、いつか『4月の魚』とこのうどん屋『井戸』に行ってみたいものだと思っています。
10年前だと、インテリアで古いものというと、アンティークだったのだけれど、今は、なんの変哲も無い道具が使い込まれたものがとても素敵に思えます。
古いものの持つ美しさや素敵さが、より普段の生活に近付いたような気がします。


リネンと暮らす
クニエダ ヤスエ


2001年12月に出ている、クニエダヤスエさんのリネンの本。
いつも何歩も前を進んでおられるな〜と思う、クニエダさんだけれど、この本もそう・・たった2年位のことだけれど、この頃はまだ、リネンが今程認知されてはいなかったと思います。
キッチンクロスはともかくも、バスタオルにリネンを使うと聞いて、ヘェ〜と驚いた事を思いだしました。
この本を出された時点でも、10年来お風呂で平織りのリネン(亜麻)を使っていると書かれています。
コレを読んでから、平織りのリネンのバスタオルに憧れてはいるのですが、お値段高そうっていうのと、見つからないのでそのままです。
クニエダさんによると、場所もとらず乾きやすいとか・・オシャレな雰囲気だし、一度試してみたいと思います。
この本では、リネンと暮らすという題の通り、リビングではクッション、バスルームではタオル意外にも、バスミトンやランジェリーバッグの手作り、ダイニングのテーブルクロスやナプキンの組み合わせなど、様々な生活のシーンでのリネン使いが紹介されています。
そして、私が一番好きなのは、キッチンのコーナー。
クニエダさんの本ではよく見かける、キッチンの食器棚が、今回もちょっとコーディネートを変えて見えますし、リネンのフキンが仕舞われた白木の箱が素敵なんです。
ご本人も、一人暮らしになった今でも、キチンとランチョンマットやテーブルクロスを敷いて食事をしているとおっしゃっていますが、クニエダさんの本は、実際に毎日キチンと丁寧に暮らしておられる生活が垣間見られる所が素敵なんだな〜って思うのです。


わたしの布のほん
伊藤 まさこ

最近続々と本が出ている伊藤まさこさんの布の本。
まずは、表紙の可愛らしさにメロメロです。
中身は、テーブルまわりや洋服、もの作りの布などなど、伊藤まさこさんの「わたしの布」のお話。
目次の隣に並んだ、5色の綺麗な色のリネンのクロスに惹かれてしまいました。
リネンと言えば、白やベージュっぽい色が多い中、とても鮮やかなピンクやブルーが珍しく、心惹かれました。
キッチンクロスもお嬢ちゃんの洋服も、水を通った柔らかさが生活を感じさせて、新品のカタログとはひと味違う味わいがある。
イイナ〜って思ったのは、子供のお家(入って遊べる)のカバーを外して、フレームだけにして、別に布を掛けて使っているってところ。
写真では、最近のお気に入りという、刺繍のテーブルクロスが掛かっていてとても可愛い!!
何事も、センスとひと手間なんですネ。


小公女


フランシス・ホジソン バーネット, 曽野 綾子, 山野辺進, Frances Hodgson Burnett


私の世代の女性だったら、きっと誰でもが知っているだろう、『小公女』(バーネット作)。
この本は、結婚後買ったもので、小公女のメインのストーリー以外に、細かな箇所でお気に入りの所が、私の『好き』のルーツに繋がっていてもう一度読みたいと思って買ったものなのです。
その箇所とは、まずは、裕福な頃のセーラの買ってもらったお人形の着せかえセットの描写の豪華さが、子供の頃の私には想像出来ないくらい凄くて憧れでした。
そして、もう一つは、貧しくなって、屋根裏部屋に追いやられたセーラが、友達の忘れていった真っ赤なショールをテーブルクロスにしたり、わずかに残った持ち物のトランクに入っていたハンカチや帽子に付いていた造花を使ってテーブルセッティングをする描写。
これまた、テーブルセッティングという言葉すら知らなかったのだけれども、ここの所も好きだった・・・・それは、クニエダヤスエさんを知って、テーブルコーディネートの世界を知ると、そうか〜こういうコトだったのかと思い当たり、私の『好き』のルーツはこんな所にもあったんだな・・と思ったのでした。

クニエダヤスエのキッチンアイディアブック
クニエダヤスエのキッチンアイディアブック


クニエダ ヤスエ

クニエダヤスエのキッチンアイディアブック(講談社/昭和57年12月1日第一刷発行)
今から20年以上前の本なんですネ・・改めて驚いてしまいます。
今でも充分通用するセンスあるカワイイ台所。
キッチンの整理や道具の揃え方、エプロンやランチョンマットの作り方などなど・・私は、キッチンの棚の中までも、使いやすくそして色を揃えてコーディネートされたクニエダさんに憧れてしまいました。
棚にキッチンクロスを敷くというのも、初めて知って、今でも真似していますし、棚一杯に詰まったグラデーションのテーブルクロスや赤の柄で揃えられたカトラリー、使いやすそうで可愛い白木の引き出しなどなど・・全てが新鮮で憧れでした。
アメリカや北欧がお好きだった(多分・・)クニエダさんの色使いは、パキッとしていて、当時、テーブルコーディネートと言うと、ヨーロピアンな格調高そうな本格的なものしか無かったので、可愛くて大好きでした。
とても合理的な考えの方で、システムキッチンとかでは無いのだけれど、使いやすく、ご自分で手を入れられたキッチンが、赤と白でコーディネートされていて、とても可愛いかったです。
最近テレビで見て、ちょっとは変わっていても、おおまかな構造は変わっていないキッチンを見て、ホントにそういう風に生活されているのだな〜という、蓄積が感じられて嬉しいというか、感動でした。
一昨日のNHKの『おしゃれ工房』で出て来たクニエダさんのダイニングテーブルの後ろの引き出しの棚も、昔この本で私が憧れた棚のようで、またまた嬉しかったのです。
その時々の思いつきでは無く、本当に、合理的にオシャレに暮らしておられるのだな・・・と、尊敬してしまいました。
20年以上憧れてはいても、とても顔向け出来ないファンですが、もう一度クニエダさんの本を読みなおしてみようと思っています。

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飛田和緒の10年もの


飛田 和緒


「毎日をしみじみ愛すること。これは私の永遠のテーマかもしれません。」
帯に・・・-料理研究家の飛田和緒さんが、10年以上使い込み、これからも使い続けるであろう、暮らし回りの道具たち=10年ものをご紹介します。-と、ある、シンプルな表紙に惹かれて手に取りました。
飛田さんの本は、谷村志穂さんとの共著『お買物日記(part 2)』が、初めてでした。
二人が、同じ雑貨についてそれぞれ語るこの本でファンになって、シンプルで美味しそうな飛田さんのお料理も好きになりました。
最初のページの、御飯を炊く土鍋から、包丁、お箸、湯のみ、カゴ、そして猫好きの飛田さんの猫コレクションまで、素敵な写真とお話で、様々なものが紹介されています。
20代は、自分を飾る事、外へ外へと向いていた心が、30代半ばにさしかかったころから、自分に向き合い、身の丈にあった暮らしを良いと思うようになった・・・と、飛田さんは書かれています。
50を前にして・・ちょっと遅過ぎなのですが、私も、そうだな・・などと、ようやく思い始めています。
より良いと思うものではなくて、今あるものを大事に・・難しいのですが、そういう生活も良いな・・と思います。
帯に「たわし」と共に載っている、飛田さんイチオシの台所道具、「アルマイトの鍋」が、ホントに素敵です。