プレゼントのラッピングとアイデアの本


伊藤 まさこ


この本の発行が1997年となっています。
今、注目の伊藤まさこさんですが、この本を買った頃は、私はまだまだお名前を知りませんでした。
でも、今見てもシンプルなラッピングは、オシャレで新鮮です。
こんな風に、今は有名な人の、昔の一こまを、例えば古い「オリーブ」などで知ると、嬉しくなってしまいます。
だから、古い雑誌もなかなか捨てられないンだよネェ・・
普通の紙袋と、麻紐、真っ赤なボタンを使ったラッピングを、マネしてみたいと思ってます。


Lenore Tawney: Signs on the Wind--Postcard Collages


Lenore Tawney, Holland Cotter, George Erml


これは、大好きなコラージュの本です。
でも、本屋さんで見つけたのでは無くて、ファーマーズテーブルで見つけたものです。
作者は、LENORE TAWNEYで、「Signs on the Wind」という題名です。
ポストカードにされたコラージュばかりの本です。
コラージュの本ってあまり無いし、私が好きなカンジのものはなかなかありません。
これも、私の苦手なちょっと気味悪系の雰囲気の部分もあるのですが、ベージュやモノクロを基調にしたもの、とっても素敵です。

大好きなナタリー・レテさんの編みぐるみと同じで、なんだか何かを作りたいって気持ちに、心をザワザワさせてくれる・・そんな本です。


自分の仕事をつくる


西村 佳哲

「自分の仕事をつくる」 西村佳哲(働き方研究家) 晶文社 ・¥1900ー
西村佳哲(にしむらよしあき)さんは、プランニングディレクターというお仕事をされている方らしいのですが、一方で、「社会は働き方から変わる」という確信のもと、長年働き方研究家としてフィールドワークを重ねてらしたそうです。
手を抜いて、このくらいでイイや・・と、作られたものは、そういうメッセージを発信してる。
一方で、丁寧に心を込めて作られたものや、一流プロ選手のプレーには、「このくらいで」という、力の出し惜しみは無い・・
そして、ヒトは「あなたは大切な存在で、生きている価値がある」というメッセージを常に探し求めているものだから、いいかげんなモノに囲まれていると、ダメージを受けるのではないか・・
ならば、働き方が変われば世界も変わるのではないか・・そう考えた西村さんは、良いモノを作っている人は働き方からして違うはずだ・・と考えて・・
そんな(私がまとめたのでちょっと違うかもですが・・)まえがきから始まった本は、ちょっと装丁と言うか表紙に惹かれて立ち読みのつもりの私を惹き付けてしまいました。
様々な仕事場に出かけて、一流の仕事をするひとに、「あなたの働き方について聞かせて下さい」と、聞いてまわった報告書ですが、もう、読んでいて、納得と言うか、じ〜んと心にしみるコトばかり。
モノを作ろうと思うヒトのみならず、お仕事、それは家事も何もかも含めて、働く人に読んでもらいたい。
そして、忙しさに紛れて見のがしている、自分の仕事、生活、気持ちをちょっと振り返ってみて欲しい・・と、心から思いました。
だって、私自身、読んでいてとても力づけられるのです。
それは、その人達が有名だからでも、一流だからでもなくて、一生懸命に、仕事に向き合って、幸せに仕事をしてる・・その覚悟と幸せな空気が読んでいて伝わってくるからなのです。
息子達にも読んで欲しい・・そして、自分の仕事を探して欲しいと、思いました。(読んでくれないでしょうが・・)
今の私の年だから余計に納得できるモノかも・・なのですが、若いヒトにもゼヒ、読んで欲しいナ・・と、思いました。
ただ今、赤線を引きながら(久しぶり・・)読んでますが、力不足でまとめ切らないので、目次をのせておきますね。
興味ある方は、ぜひ、一度立ち読みを!!
そうそう、この本の奥付をみると、初版が2003/9/30で、第2刷が2003/10/30・・つまり、1ヶ月で増刷になってるのです。
初版の数はわからないけれど、こういうところからも、この本の魅力が伺えるような気がしました。
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自分の仕事をつくる
まえがき
1 働き方がちがうから結果もちがう
八木保さんをサンフランシスコに訪ねる
 つくる力は「観察力」にしたがう/モノづくりと身体感覚
象設計集団を北海道・帯広に訪ねる
「時間」は資源である/企画書に書き表せないもの
柳宗理さんを東京・四谷に訪ねる
「デザインのためのデザイン」ではなく
IDEOのデニス・ボイルさんをパロアルトに訪ねる
トライ&エラーという唯一の方法
甲田幹夫さんのパンづくりを訪ねる
矛盾を感じさせない仕事とは
ヨーガン・レールさんのモノづくりを訪ねる
意味のないことには関わりたくない/美意識としての環境問題/深く入ることで見えてくるもの/本当は自分のものを自分でつくりたい
馬場浩史さんの場づくりを訪ねる
身体もモノづくりの環境である/余所でなくこの足もとに積み上げる
ファインモールド社のプラモデルづくりを訪ねる
大手プラモデルメーカーから移ってきた若者/空を飛ぶ「紅の豚」をつくる/「つくり手の気持ち」という品質/「馬鹿」になる?/頼まれもしないのにする仕事
3 「ワーク・デザイン」の発見
新しいオフィス像を探そう/「オフィス・ランドスケープ」/空間は人に働きかける/見えない仕事場:マネージメント/「1分間マネジャー」/ワークデザイン研究室との出会い/私達は「仕事」を買いに会社へ通っている/働き方研究のはじまり
[コラム]
深澤直人さんに聞いた働き方の話
伊藤弘さんに聞いた働き方の話
黒崎輝男さんに聞いた働き方の話
あとがき
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うちの器


高橋 みどり

「うちの器」は、スタイリストの高橋みどりさんの初めての本で、雑誌クウネルに載っている、お宅の様子や、暮し方がとっても素敵で、大好きなヒトなのですが、いい器をもっているというコトは、いい暮しを積み重ねていること、そして、それは、華やかに見える雑誌や本のスタイリストとして第一線で働いていらっしゃるからではなく、毎日の暮しを大事にしておられるから・・なんだと、納得してしまうのです。

何を持つかでは無く、どう持つか・・どう使うか・・・これが大事なんだな〜と、最近つくづく思うので(って、遅過ぎル??)、この本は、何度も何度も見てコレからの私の生活の標にしていきたいと思ってます。


New York Notebook: A Blank Book With Useful Stuff in It (Hit the Road)


Laurie Rosenwald

表紙の一番上に、ーa blank book with useful stuff in it-と、書いてあります。
下の方には、「GUIDEBOOK+JOUNAL+SKETCHBOOK」と横に書かれてます。

全部で100ページあまり、全てのページが、全部違ったふうにコラージュされていて、どのページも可愛いです。
空いたスペースに、自由に何かを書いたり、描いたり貼ったりしていいのでしょうが、もうコレだけで完成された本と言ってでしょう。

私の好きなコラージュは、カジュアルでこんなカンジなので、とっても気に入りました。
こんな風なノートを自分でも作りたいと思ってます。

 


タイガー&ドラゴン 「三枚起請」 の回



今日は、去年年末から楽しみにしていた、宮藤官九郎脚本のドラマ『タイガー&ドラゴン』見ました〜!!
『木更津キャッツアイ』から好きになって、『ぼくの魔法使い』『マンハッタンラブストーリー』、最初は暴力的な描写が苦手かなって見て無かった『池袋ウエストゲートパーク』も、どれも好き!!
連ドラの時もそうだったのだけれど、今日もお昼頃からワクワク、間近になるとソワソワしながら待っていた。
今どきこんなに楽しみに待っている番組なんてちょっと無いナ・・と思うし、そんな番組が一つでもある事が嬉しい。
ポンポンと進んでいく会話の面白さは勿論、ちょっとダケ出て来る役の人まで、なんだかキチンと奥行きが見える描き方がされていて、傍役や端役の人についつい目がいってしまう。
モチロン、主役の人達もとっても魅力的で、キャラクターが言葉の端々や、ちょっとした行動ににじみ出ていて、う〜〜ん良く描けてるナ・・と、詳しくも無いくせに思ってしまう。
今回は、連ドラで無くて、1回だけのドラマなんだけれど、主役は、池袋〜の長瀬くんと木更津〜の岡田くんで、もうクドカンファンには夢の組み合わせだし、長瀬君に借金を取り立てられる落語家が西田敏行さんで、長瀬君の親分が鶴瓶さんというのも面白い。
2時間の間、息子と笑いながら、そして、早過ぎる言葉の展開に、「今、なんて言った??」などと置いてかれそうになりながら、アッと言う間に終わってしまって名残惜しい・・というか、1回だけで終わるのがモッタイナイ!!
ビデオに録っておいたので、明日から見返して楽しもうっと・・。

tonton

去年もらって来たDMなどを整理していたら出て来た『トントンギコギコ 図工の時間』のパンフレットが素敵で、そうだ見ようと思っていたのにィ〜なんてネットで調べたら今日から3日間渋谷のアップリンクファクトリーというところで上映と知って出かけて来ました。
東京のとある小学校の図工室に週に1回2時間ずつ各学年が集まって様々なものを作っている様子を写したドキュメンタリーなんだけれど、テーマも様々で材料も古釘やら古い板やらパイプやら・・見ているだけで、私も一緒に何か作りたくなる程楽しそう。
私が子供の頃は図画工作の時間って2時間続きだったような気がするけれど、今では1時間というところがほとんどらしく、この小学校みたいに総合学習の時間を割り当てて2時間とっているところは珍しいらしい。
その上、見ていると、多い時には、5回分10時間も制作にあてていたりして、充分に時間を与えられ、そして、自分でなるべく考えるように、先生は「まず、自分で考えてみて・・」っとおっしゃっている。
材料室には、様々なものが充分にあるし、電動の糸のこも何台もある。
初めてトンカチを扱う時には、先生は、指でおさえてトントン、そのあと手を離してドンドンって基本を教えたら後は自由に角材に釘(曲がったり錆びたりしたバケツの中の釘から探して・・)を打っていく。
様々な顔をした人形が出来ていて、どれも驚くくらい味があって個性的。
椅子を作るというテーマでも、ちゃんと座れて、個性的な椅子が出来上がったのには驚いた。
そして、それだけじゃ無くて、出来上がった椅子を自分の好きな場所に置いて鑑賞するというので、みんなでリヤカーに乗せて外に出る。
道のまん中、お店の前、公園の中・・・まさしくアート!!
時には上手くいかないでどうしていいか悩んだりして、でも、最後にはホントに小学生がこんなものを作れるんだ!!って驚くくらいなモノが出来上がっていて、こんな経験はきっとずっと残っていくんじゃないかな・・って羨ましい。
ところで、このパンフレットには、ミュージシャンの大貫妙子さんやミナペルフォネンの皆川さんなどのコメントが載っているのだけれど、日比野克彦さんの、「作る行為よりも考えている時の時間が個人の大切な創造であり、図工という言葉には行為が重んじられる響きがあるので好きでは無い・・」という言葉が印象的でした。
この映画は、考える時間を丁寧に映し出したものとしてとらえたいとおっしゃっていて、共感を感じたとも書いておられたけれど、そんな風な言葉へのこだわりがさすがなんだなと思ったり、心引き締めらる思いがしました。
写真は、パンフレットといくつか残して戸棚に飾っていた息子の作品で、懐かしい思いで久々に取り出してみたものです。
今ではこんな風にもの作りをする事はないけれど、大人でも、上手にとか綺麗にとか考えないでもの作りを楽しめる時間や機会があると良いのにナ・・なんて思います。




雑誌の案内で見て一番気になっていたオシャレな雰囲気の映画で、HPを見たら、イラストもワタシ好みだし、大好きな仮装パーティーのシーンもあるとかで、コレは絶対に見なきゃって思いました。
子供嫌いで、ちょっとお子サマ・・スランプ中の劇作家ピーターが、子供が欲しい妻メラニーが付き合い始めたお隣に越して来た女の子との交流でちょっとづつ変わっていって・・っていうお話で、ストーリーはものすごくスリリングとか感動!!とかっていうよりも、笑いにしてもクスッ・・涙ぐみそうなシーンもジワッ・・っていうさりげなさなんだけれど、とても自然に言葉が繋がっていて、洒落ている。
ワザトらしさが無いっていうのかな・・無理矢理面白くしようとか、感動させようとか・・そんなイヤらしさが無い、大人ナ映画だなと思いました。
ちょっと我が侭で気難しそうな劇作家を演じているのが、イギリスの名優ケネス・ブラナーで、もう雰囲気ピッタリ、そして、子供好きで優しくて美人ナ妻のロビン・ライト・ペンがまた、オシャレで可愛くて、彼女のボブっぽいショートヘアはちょっとマネしたくなりました。
ストーリーは勿論楽しめたのですが、今年も物欲の女の私としては細々したシーンに惹かれました。
テラスをいったん出てから入れるピーターの書斎はどっしりした机や本に囲まれていて、茶色ベースなんだけれど、適度に散らかっていて素敵だし、前の住人が作ったらしき庭の子供用オママゴトハウスは木製で可愛くて羨ましい!!
妻のメラニーが水彩画を描いているお部屋は、日があたって天井も高く明るくて、こんなアトリエが欲しいな〜〜なんて思いました。
そうそう、ここの棚がアンティークの野菜か何か用の、鉄の簡単な枠に、すのこ状のたな板が数段の棚を使ったもので、もっと見ていたい程でした。
足の不自由なお隣の少女エイミーが可愛いインディアンの衣装で踊ってみせるシーンの奥に見える本棚とその上のお人形ははっきり見え無いンだけれど、後ろの白い壁とのコントラストも素敵で、これまた、もっとじっくり見ていたかった!!
そして、スレンダーでオシャレな妻メラニーがはいていた、裾に花柄のパッチワークがついた短かめなジーパンが可愛くて私も欲しいナなんてスタイルも顧みず思いました。
仮装パーティーのシーンは、劇場関係者のオシャレなお家で、仮装も本格的っていうか・・日本ではちょっと真似出来ない程なんだけれど、パーティー自体は、人々の間をぬって運ばれるカクテルを飲みながら数人ずつが話しているっていう、カジュアルで大人なパーティーで、ちょっと羨ましい。
日本だと、パーティーっと言うか、お招きというと、どうしてもお料理が主体ナ感じがするので、こんな風に、マジに仮装して、ただただオシャベリを楽しむパーティーなんてイイナ、開いてみたいナ・・なんて思いました。
東京でも、銀座テアトルシネマでしか上映されて無いのですが、もっとアチコチで公開されればイイのに・・モッタイナイなと思います。